振り返った時に急に首が痛くなった、
くしゃみをした時に首に激痛が走った、
という症状がありますよね?
寝違いやムチ打ち等とは違う痛み。
首は大切な神経がたくさん通っているところでもあり、
この痛みはなんなのか?
と心配になりますよね。
そこで、この痛みの原因や対処法をお伝え致します!
急な首の痛みって何?
ぎっくり腰というのは
よく聞き慣れた言葉ですが、
これと同様に「ぎっくり首」という症状があるのです。
振り返ったタイミングや、
くしゃみをしたとき、
首が回らない、
上や下を向くと痛い、
といった普段の生活の中の
ふとした動作で急に首に
激痛が走る症状のことを「ぎっくり首」といいます。
放っておくと慢性化してしまう可能性も
ある症状なので、あれっ?
と思ったら、放置せずに医療機関を受診しましょう。
首の筋の痛みの原因は?
「ぎっくり首」の原因には
様々なことが考えられます。
まず、衝撃が加わることによって
スジを痛めてしまうということです。
交通事故ほどの衝撃ではなくても、
日常生活の中での衝撃で
ぎっくり首になることがあります。
そして、筋肉の硬さも原因のひとつです。
筋肉はストレスや食生活などが原因で硬くなります。
また、近年スマホを利用する人が増え、
長時間同じ首の角度でスマホの画面を見続けることで、
日常的に首の角度の癖がついてしまい、
それが原因で筋肉が硬くなったりもします。
それに、冬の寒さで筋肉が硬くなることもあります。
そうして硬くなった柔軟性のない筋肉は
、ちょっとした動作でも簡単に
ぎっくり首になってしまうのです。
さらに、合わない高さの枕を使っていることで
スジが硬くなったしまっていたり、
自律神経の乱れから筋肉が硬くなること、
内臓の不調がスジの硬さを引き起こし、
結果、これくらいの動作で?
と思うような些細な動きでも、
ぎっくり首になってしまうのです。
首の痛みの対処法は?
ぎっくり首にならないように、
普段から意識して予防しておくことが大切です。
まず、日常生活の首の癖に気を付けることです。
長時間同じ首の角度でスマホを見ないようにすることや、
頬杖や、体の片側だけに体重をかけるといった体勢、
カバンを片方の肩ばかりにかけるなどの、
体の片側だけに重さが加わるような行動を避け、
出来るだけ左右のバランスのとれた姿勢を心がけて下さい。
また、枕の高さの見直しも大切です。
自分では慣れてしまって
枕の高さがあっていないことに
気付いていないこともありますので、
枕の高さが原因かな?
と思われる方は、接骨院や整体へ行くと
みてくれるところもありますので、
一度相談してみると良いと思います。
そして、内臓を冷やさないということも大切です。
内臓の不調は冷えからくることもあり、
内臓の不調によりそれが体の歪みになり
結果ぎっくり首を引き起こすことになりますので、
内臓を温めることが大切です。
体を冷やさないようにということで言えば、
寒さによって筋肉が硬くなることによる原因に対しても、
体を温めることは大切です。
寒い時期は、出来る限りの防寒具で
寒さへの対処をして、寒さによる筋肉のコリ、
筋肉が硬くなるのを防ぐことが大切です。
さいごに
ぎっくり首になると日常生活が困難になりますし、
放っておいて癖になると治りにくくなったりもします。
すぐに治るだろうと様子をみているうちに
悪化することもありますので、
おかしいな、と思ったらすぐに
医療機関を受診することをおすすめします。
そして、普段から姿勢や体の冷えなどを
意識して改善することも大切です。
おうちの大掃除と同様、
1年の締めくくりとして、
自身の体のメンテナンスも年内にすませておいて、
すっきりした気分で新年を迎えらると良いですね!
関連記事と広告