赤ちゃんの耳かきについてどのようなやり方ですればいいのかな?
と悩まれるお母さんは多いと思います。
赤ちゃんの耳の穴は小さく、怖くてなかなか上手にできないな、
と思ったり、また赤ちゃんはなかなかじっとできないので、
鼓膜を傷つけてしまったらどうしよう、と不安に思い
やるのをためらってしまうことも多いと思います。
でも、耳垢がつまってしまったら、
と思い放置するのもどうかと、
私も何度かあれこれトライしてみたこともありました。
赤ちゃんの耳かきはどのような方法で
対処すればいいのかをまとめてみましたので、
是非参考にしてみて下さい!
赤ちゃんの耳かきのやり方
赤ちゃんの耳は大人と比べて耳の入り口から
奥の鼓膜までの距離が非常に短く、
耳かきをすると、赤ちゃんが少し動いてしまっただけで
鼓膜にあたってしまう可能性が高く
とても慎重にする必要があります。
赤ちゃんは大人より新陳代謝も良く
耳垢が溜まりやすいので、
こまめに耳かきをしてあげたくなります。
しかし、人間の耳垢は、
自然に耳の奥から外の方へと出てくるようになっていますので、
無理に耳の奥の方からかきだそうとする必要はなく、
手前の見える部分を拭き取ってあげるだけで良いのです。
逆に耳の奥の方まで完璧にきれいにしようとすると、
手前にある耳垢を奥へと押し込んでしまうことにもなりますので、
赤ちゃんの耳かきは、あまり神経質にならずに、
耳の入り口付近のみを優しく、
濡らしたガーゼやベビーオイルなどを含ませた綿棒で
拭いてあげるにとどめておくのが良いでしょう。
私も、子供が生まれてすぐの頃、
耳かきしてあげないと!と思い、
小さな耳と格闘したことがありました。
小さな可愛い耳を傷つけてはダメだとものすごく慎重になり、
でも思うようにうまくできずに断念し、
でも耳垢はすっきり取ってあげた方が
気持ちよく過ごせるんじゃないかなと、
どうにかうまく清潔に保ってあげれる方法は
ないのかと試行錯誤していました。
でも、そんなにいつもいつも気にして耳かきを
してあげなくても大丈夫なのだということを知り
気が楽になり、お風呂あがりに体を拭くのと
同じように耳の手前を拭いてあげていました。
赤ちゃんの耳かきには綿棒ピンセット何が良いの?
赤ちゃんの耳かきは耳の入り口付近を
優しく拭き取るだけで十分ということをお伝えしましたが、
時々、大きめの耳垢が、目には見えるけれど
拭き取るには届かない距離のところに出てくることがあります。
こういう時にも、赤ちゃんの耳の粘膜や鼓膜を傷つける恐れがあり、
無理に取ろうとするのは危険なのでやめておいた方がいいのですが、
もし簡単に取れそうなところまで出てきていたら、
取ってあげても良いでしょう。
この時に、
ピンセットを使うのか?
綿棒がいいのか?
どんな方法で耳かきをしてあげればいいのか迷いますよね。
そんな時は、赤ちゃん用の先が丸くなっているピンセットや、
先端が通常の綿棒よりも細くなっている綿棒がありますので
そういった物で対応すれば良いでしょう。
綿棒を使うときは、
ベビーオイルやオリーブオイルを含ませて使うと
耳垢が取りやすくなります。
また、最初からオイルが含ませてある物や、
一本ずつ包装されている物、抗菌加工されている物など、
衛生面でも安心な商品がたくさんあります。
こういった物は、赤ちゃんのお鼻やおへその
お掃除をするときにも使用できますので、
ひとつおうちに置いておくと便利だと思います!
赤ちゃんの耳垢は何科で取ってくれるの?
赤ちゃんがどうしても動いて耳かきができない場合や、
なかなか上手にできない!という場合には、
病院で取ってもうらうという方法もあります。
この時、
耳鼻科に行くのか?
小児科に行くのか?
と最初は私も迷いました。
小児科の先生にも、耳の中を見る専用の器具を持っていて、
簡単に取れそうであれば取って下さる先生もおられるのですが、
やはり耳のことは専門の耳鼻科へ行くのが良いです。
耳鼻科の先生は動く子供の耳垢を上手に、
しかも素早く取ることに慣れている先生が多く、
この時に、同時に耳の中のトラブルなども
診てもらえるというメリットもあります。
私の子供が行っている耳鼻科の先生のお話では、
耳の中の自浄作用を利用して、
普段こまめに耳かきをする必要はないので、
大きな耳垢が見えた時や、
数か月に一度くらいのペースで耳鼻科で
耳垢を取るくらいで良いです、とのことでした。
耳かきをするためだけに耳鼻科へ行って良いのか?
と思っていたのですが、
子供が小さいうちは耳かきをしようとすることで
耳垢を余計に奥へ押し込んでしまっていることが多く、
取ろうと頑張っているうちに耳の中を傷つけてしまうこともあるので、
是非耳鼻科を受診して耳垢を取って下さいと先生が言っておられました。
プロにお任せすることで耳を傷つける心配もなく、
安心して耳垢を取ってもらえるので、
ご自宅で対処するのが難しい時には、
耳鼻科を受診すると良いと思います!
さいごに
赤ちゃん一人一人の個人差によって、
よく耳垢が出る赤ちゃんや、
そんなに気にならない赤ちゃん、
耳垢が湿っているタイプの赤ちゃんや、
乾いているタイプの赤ちゃん、
気候や生活環境によっても、
耳かきのやり方やペースは様々です。
赤ちゃんの耳をチェックしていくうちに、
どんな耳かきの方法がやりやすいのか、
どれくらいのペースで耳かきすれば良いのか
といったことが徐々に分かってくると、
それぞれの赤ちゃんに合ったお手入れのやり方やペースで
赤ちゃんもお母さんも楽に耳かきをしていけるようになると思います。
私も初めて我が子の耳垢と遭遇した時、
これは取らないと!
と、一生懸命必死に頑張りましたが、
なかなかうまく取れずに、
最終的には耳鼻科へ駆け込みました。
手前に出てきている耳垢は簡単に取れるのですが、
少し奥に入っただけで、
耳の穴が小さいために全然取れなかったです。
耳鼻科へ行くと、いとも簡単にするっと耳垢が出てきたので、
拍子抜けしたのを覚えています。
しかし、ある時、忙しく息子の耳垢のことを忘れてしまっていたら、
「まま、おみみが、ごろごろしゅる」
と言い出したので慌てて耳鼻科へ行くと、
大人顔負けの耳垢が出てきてびっくりしてしまいました。
言葉を話し始めた頃のことだったので、
本人が症状を話せたから良かったのですが、
まだ言葉が話せない頃だったらどうしていたのか…と思うと、
ちゃんと耳のチェックをしておいてあげれば、と思いました…。
私のまわりでも、特に耳かきが必要ないと言っていたお母さんや、
自宅で時々耳かきする程度で大丈夫というお母さん、
こまめに耳鼻科へ連れて行っているというお母さんまで
様々で、やはり赤ちゃんの個人差があると思うのですが、
私のように無頓着になってしまわない程度に、
でもあまり神経質になりすぎないように、
時々耳をチェックする、くらいのペースで
赤ちゃんの耳かきとお付き合いしていくのが良いですよ!
関連記事と広告