妊娠すると様々な体の変化に戸惑うことが多くなります。
その中のひとつが足がつる（こむらがえり）症状です。
およそ7割の妊婦さんが経験し
また、睡眠中にも起こりやすいので、
不安に思っている方も多いようです。
今回はその原因と予防、対策法について
紹介していきます。
妊婦は睡眠中に足がつる？
妊娠中期になると体重増加に伴い、
大きなお腹を圧迫してしまったり
体を支える足の筋肉に負担がかかり
下半身の血流が悪くなります。
そのため睡眠中、突然ふくらはぎの筋肉が収縮し、
ピキーンと強い痛みとともに、筋肉が硬くなり
動かせなくなってしまいます。
この足がつる（こむら返り）状態は
突然起こり、お腹が大きくなればなるほど
自力で治すことが難しくなり
とっても辛いです。
その他にもいくつか原因は考えられますので、
次章で詳しく説明していきますね。
妊婦の足がつる原因は？
上記の通り体重増加が大きな原因ですが
その他にもあります
■ ミネラル不足
カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、
カリウムなどの血液中にあるミネラル不足は
筋肉の働きに栄養を与えます。
優先的に赤ちゃんに栄養がおくられるこの時期は
ミネラル不足になりがちです。
■ 筋肉疲労
体重の増加に伴い体を支える足に負担がかかる
とともに、お腹の重さを支えるために
無理な姿勢を長く続けることで
バランスを崩しやすくなってます。
■ 運動不足
つわりの時期などは無理できませんよね？
ハードな運動をしていた方も
急に控えることで筋力が低下してしまいます。
■ 骨盤のゆるみ
胎児が成長するとともに骨盤は内側から押し広げられて
骨盤がゆるみます。
骨盤がゆるむことによって足の筋肉が引き伸ばされ
戻ろうと急激に収縮するので足がつります。
私も妊娠した時に感じましたが
体の変化はコントロールできません。
健康であってもつわりや体系の変化に
喜びもあり、戸惑いもあり
気持ちが安定しなかっとことを覚えています。
ホルモンの変化も影響していたかもしれませんね！
足がつる予防と対策とは？
では、足がつらないための予防や対策を
紹介していきたいと思います。
□ バランスの良い食事
バランスの良い食事はもちろんですが、
足がつる原因のカルシウムやマグネシウムを
積極的に摂取すると良いです。
イワシやサバなどの魚、ひじき・わかめ・こんぶなどの海藻類
には豊富に含まれいるので意識して
摂取することをお勧めします。
□ お灸
三陰交というくるぶしから指の太さ4本分のところは
女性のツボとも言われていて、様々な症状に効きます。
子宮の血流をよくする
子宮下垂を整える
ホルモンバランスを整える
冷え症
にも効く万能ツボです。
良い陣痛や分娩も楽になると言われています。
体の負担もないですし、ドラッグストアでも
簡単に手に入るので試してみてください。
ちなみに私はお灸大好きです！
□ レッグウォーマーを履く
足首を温めることが大事なので、
レッグウォーマーで足のつりが改善される
ことも多いです。
冷えることによって血流の流れも悪くなるので
睡眠中に足がつる人は、着用して就寝してみると
よいですよ～
□ ヨガ
最近ではマタニティヨガをうたって
レッスンしている教室もあります。
激しい運動は難しい時期なので
ストレッチやヨガで呼吸、気持ち、
骨盤を整えることで、足のつりだけではなく
出産に向けての準備もできると思います。
代謝もアップするので、体全体の流れを
改善するにはとっても良いですよ。
外出が難しくてもユーチューブなのでも
手軽にできるので試してみてください。
ただし、妊婦さんにはNGなポーズもあります。
マタニティヨガで調べて行ってくださいね。
□ お風呂につかる
時期にもよりますが、妊婦さんは体温もあがり
暑いし、シャワーで済ませてしまえ
と思うこともあると思いますが、
血液の流れを良くするためにも、
しっかりと湯船に使ってください。
夏でも意外と冷房で冷えていたりしますよ～
□ 適度な水分補給
妊婦さんは体温が高く汗をかきやすいです。
水分不足も足がつる原因です。
こまめに水分補給を行ってください。
まとめ
妊婦って意外と大変ですよね？
幸せ感と不安感が入り混じり、
自分の体がみるみる変化していって。
そんな妊娠ライフも過ぎてみればあっという間です。
出産したら不思議なくらい全ての悩みが帳消しです！
一つ一つできることで、悩みが改善されていくことを
願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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